📰今週のニュース

☢️世界で原発復権の兆しが見られると指摘しています。中国・ロシア・インドなど新興国で新規建設が進む一方、先進国では小型モジュール炉(SMR)の開発や既存原発の耐用年数延長に焦点が当たります。また、米国の大手テクノロジー各社は、AI向けデータセンター向け電源として原子力に目を向けています。

🏢衆議院選挙は今月27日の投票日まで1週間を切りました。選挙戦の後半に向けて各党の幹部は接戦が続く選挙区などに入り、議席の上積みを目指すことにしています。

⚡️災害発生時など、電力の供給力を日本全体で確保するために設けられた「予備電源制度」について、応札がゼロ件に終わりました。主力を占めると想定される火力発電所の休止中の維持管理コストを鑑みると利益が見込める水準に無いと指摘されており、制度設計に暗雲が立ち込めています。

☢️中核部材に特殊加工を施し、発火につながるショートが起きないように24Mテクノロジーズが電気自動車（EV）用電池の発火を防ぐ技術を開発した。米中などで電池の火災が相次いでおり、蓄電池の普及と蓄電池発電所の保険価格高騰が課題になっています。

💵今週の資金調達

☁️低コストかつ高効率なCO₂分離回収技術の開発・実用化を目指すＪＣＣＬは、慶應イノベーション・イニシアティブ、DBJキャピタル、QBキャピタル、ニッセイ・キャピタル、インクルージョン・ジャパンよりシリーズAラウンドにて総額４億円の資金調達を実施したと発表しました。

☁️排気ガスからCO2を分離・回収する膜を開発するOOYOOは、東大IPC、京都大学イノベーションキャピタル、環境エネルギー投資、京都キャピタルパートナーから総額4.3億円の資金調達を実施したと発表しました。

♻️不要品の回収・選別・再流通のインフラを構築するECOMMITが中部電力から資金調達を実施したとと発表しました。

🏃‍♂️BNEF Pioneers 2025：低炭素経済の実現に向けて先進的なスタートアップを評価するBNEF Pioneersプログラムが募集開始しました。締め切りは11月1日で、特に、軽工業、エネルギー貯蔵、適応に関わっている日本のスタートアップ、応募してみてください。詳細はこちらから！

以上、日本や世界でのClimate Techに関する情報をご紹介しました。それでは、良い一週間をお過ごしください！

Climate Techに関する新しいアイデアや、イベント、関心/興味のあるトピックがあれば、ぜひClimate Tech Japanにまでお寄せください。

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