🌎SEC情報開示新ルール#66

🌎SEC情報開示新ルール#66

おはようございます!

先週はレアメタルリサイクルとDX系スタートアップが資金調達を実施しました。


🆕SEC気候関連財務情報開示の新ルール

🖊️証券取引委員会(SEC)は、米国上場大企業に 対し、Scope1および2の温室効果ガス排出量と、その他の気候関連財務情報の公表を義務付ける新ルールを承認しました。

⛔️この規則では、バリューチェーン(Scope 3)からの排出量の開示は義務付けられていないが、短期的または長期的に重大な影響を及ぼす可能性のある気候関連リスクの開示は義務付けられています。

🧭世界的な情報開示ギャップの縮小に役立つと期待されています。現在、スコープ1と2の排出量を開示している米国上場企業は45%に過ぎないが、他の先進国市場では73%が開示しています。

⚖️米国共和党は、SECの規則完成を待たずに反撃に出て、SECが最終的な文言を採用するとすぐに裁判所に駆けこみした。


ニュースレターの登録はまだですか?

📩 投資情報、イベントや機会はこちらに送信してください。


📰今週のニュース

📊昨年10-12月期の日本の実質国内総生産(GDP)改定値は、速報値から上方修正され、成長率はプラスに転じました。これにより、金融政策正常化のタイミングを探る日本銀行にとって追い風となります。市場関係者の60%以上は3月に利上げをプラシングされています。

〰️世界最長の水素パイプラインが中国で8億4,500万ドルをかけて700kmに及ぶ建設の承認を取得しました。 このパイプラインは、国営の中国石油パイプライン工程総公司(CPPEC)と唐山海泰新エネルギー技術(THNET)の協力で開発されています。

☢️下院は、超党派合意で米国の原子力生産を促進することを目的とした法案を承認しました。この法律案が上院で承認されれば、許認可プロセスを合理化し、新型原子炉認可の申請料を引き下げ、事故に対する産業界の責任を制限することになります。

🇰🇷韓国は今年、炭素排出枠に上場債券の発行を計画していて、アジアで初めて排出権取引を個人投資家に開放する国となる予定です。

🎯中国は今年、約5%の経済成長を目指し、李強首相は、火曜日の国会開会式で初の業務報告を行い、世界第2位の経済大国が直面する課題を認めました


💵今週の資金調達

♻️リチウムイオン電池のレアメタルリサイクルのための商業プラントに手掛けるエマルションフローテクノロジーはシリーズBラウンドにて、Value Chain Innovation Fundをリード投資家として、本⽥技研⼯業、リアルテックファンド、SMBCベンチャーキャピタルなどより合計13.5億円の資金調達を実施したと発表しました。

⚡️デジタルイノベーションで脱炭素化社会を実現するアークエルテクノロジーズは、プレシリーズAラウンドとして中部電力、フソウホールディングス、K4 Ventures、三菱HCキャピタル、東京海上ホールディングスより総額2億2,500万円の資金調達を実施したと発表しました。


‌⛳️ファンド設立・買収・IPO

🎓北大Green Frontier Fund:北海道大学は6日、スタートアップ支援に向けファンドを設立すると発表しました。15th Rockが運営し、目標総額を30億円とする予定です。存続期間は10年で1次産業や脱炭素などのスタートアップに投資する方針です。


以上、日本や世界でのClimate Techに関する情報をご紹介しました。新しいアイデア、イベントや公募、関心・興味のあるトピックがあれば、ぜひClimate Tech Japanにまでお寄せください。

それでは、良い一週間をお過ごしください!


ニュースレターの登録はまだですか?

📩 投資情報、イベントや機会はこちらに送信してください。