🌎第3四半期、国内投資額が303.8億円 #48
Happy Weekend!
2023年7月〜9月の間、国内に本社を置くClimate Techスタートアップの資金調達額が303.8億円になり、第2四半期の1.5倍になりました。これは上半期の324億円と近い調達額です。
また、今週はESGとDX系スタートアップが資金調達を実施しました。
📈2023年第3四半期 国内投資
CTJで第3四半期の資金調達の調査を行いしました。
☝️合計39件の資金調達が行われました。8件は資金調達額が非公開で、残り31件で303.8億円の資金調達が行われました。
⛰️特にエネルギーと交通の分野では、投資件数と1件あたりの資金調達額が高いとされています。上半期までは、食品および食品の排出量制限分野ではValuationが低いと見られていましたが、今回は前回より評価額が大幅に上昇しています。
⏱️詳細については、来週のニュースレターで詳しくご紹介させていただきます。資金調達の各ステージにおける資金調達を見てみるとSeed /Earlyの方が投資件数が多い、レートステージの投資件数と投資額も増えつつあります。
より詳細なインサイトは来週のニュースレターにて発信してまいります。
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📰今週のニュース
💸米資産運用最大手ブラックロックは、脱炭素へ向けて日本企業との共同投資に踏み出す方針を来日したラリー・フィンクCEOが明らかにしました。
💰石油メジャーエクソンモービルは11日、米シェール大手のパイオニア・ナチュラル・リソーシズを約595億ドル(約8兆8000億円)で買収すると発表しました。
🌎ケニアは現在、地熱発電利用量が世界第 8 位であり、どの国よりも多くの地熱発電容量を建設中です。野心的なグリーン エネルギー目標の一環として、2030 年までに全体の地熱発電量をほぼ 2 倍にする計画です。
💵今週の資金調達
📉クライメートテック領域で企業の脱炭素・ESG経営支援に取り組むアスエネは、三井住友銀行、商工中金など、複数の金融機関から総額20億円の資金調達を実施したと発表しました。
🖥️DX支援するエスイノベーションは第四北越キャピタルパートナーズから総額5000万円の資金調達を実施したと発表しました。
⛳️ファンド設立・買収・IPO
⛳️Beyond Next Venturesは、中小企業基盤整備機構、三菱UFJ銀行、第一生命保険、東京センチュリー、SMBC日興証券、三菱UFJ信託銀行、FFGベンチャービジネスパートナーズ、八神製作所より100億円超のBNV3号ファンドを設立したと発表しました。
🗓イベント
📣Powering Hydrogen-based Society with Saudi Arabia and Japan:11月15日、東大とオンラインで、日・サウジ両国の未来にとって重要な分野である水素に焦点をあててシンポジウムを開催します。詳細はこちらから!
💡公募
🏆BNEF Pioneersプログラムは、毎年ゲームチェンジングな技術やイノベーションを選定するプログラムです。今年の応募締め切りは10月29日、詳細はこちらから!
🍀GreenX:脱炭素に変革的なアイディアを持つスタートアップをステージに関係なく支援するGreenXプログラムが募集を開始しました。詳細はこちらから!
💭Climate Tech Business Idea Workshop:Climate tech・GX分野で今後起業したいと考えている優秀な学生・若手社会人を対象に、ビジネスアイデアを練り有識者を交えた議論を行うことで、課題認識の解像度を上げることを目的とした勉強会シリーズを開催する予定です。詳細はこちらから!
👩🏻⚕️OIST Innovation Accelerator:OISTイノベーション・アクセラレーターは、世界で最も革新的な起業家がスタートアップ企業を立ち上げるための、ユニークな環境を提供することを目標としています。今回のプログラムの締め切りは10月15日、詳細はこちらから!
以上、日本や世界での気候変動に関するイベントや機会をご紹介しました。新しいアイデア、イベントや公募、関心・興味のあるトピックがあれば、ぜひClimate Tech Japanにまでお寄せください。
それでは、良い一週間をお過ごしください!
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