🌎アジアで熱波、2023年は世界最高気温の年? #26

🌎アジアで熱波、2023年は世界最高気温の年? #26

Happy Weekend!

みなさんGWはいかがでしたか?日本は比較的涼しいですが、アジア全域は熱波に襲われています。ヨーロッパではESG関連の法律の改正がありました。今週は、ESGプラットフォームや低炭素基板印刷などへのVCの資金調達もありました。

熱を保持する性質を持ったレンガは、今後Climate Techにおける鍵になるかもしれません✍️


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📰今週のニュース

⚡英シンクタンク・エンバーの分析によると、日本で1キロワット時の発電をする際に排出される二酸化炭素(CO2)が2022年は484グラムで、世界平均より多く、先進7カ国(G7)で最多だったことがわかりました。

🥵アジアは猛烈な熱波に見舞われており、2023年は世界最高気温の年になるだろうという気候科学者の見解を裏付ける事態になっています。ベトナムでは週末に過去最高気温の44.2℃を記録、電力不足の警告が発せられており、ラオスも最高記録に近い値を記録しました。フィリピンでは、気温と湿度の組み合わせにより熱中症の危険指数が「危険」ゾーンに達したため、教育施設での授業時間が短縮されました。

📈欧州の投資業界では、EUの持続可能なファイナンス情報開示規則(SFDR)の分類に従うのではなく、ファンドマネージャー自身が持続可能性をどう定義するかを許可することにより、市場に透明性が低くなり混乱を及ぼす可能性を懸念しています。


💵今週の資金調達

👨🏼‍💻世界初・製品レベルでのESG評価プラットフォーム「aiESG」を提供するaiESGがジャフコー、みやびベンチャーズよりシードラウンドにて約1.5億円の資金調達を実施したと発表しました。

🔌プリント基板製造における水・資源・エネルギーを大幅に削減する、革新的な製造技術を開発するエレファンテックは、MEイノベーション、QB Capitalなどより約9億円の資金調達を実施したと発表しました。

🚙交通領域カーボンクレジット認証DMRVソフトウェアを開発するSpatial Pleasureは、デジタルガレージグループ、DEEPCORE、G-Startupからプレシードラウンドとして資金調達を実施したと発表しました。

📩 資金調達情報はぜひこちらに送ってください。


ファンド設立

🗼三菱商事は、三菱UFJ銀行およびPavilion Private Equity とともに「Marunouchi Climate Tech Growth Fund L.P.」設立したと発表しました。丸の内イノベーションパートナーズを通じて脱炭素に資するクライメートテック関連企業を主たる対象としています。成長投資を行う規模は800~1,000百万米ドルまで拡大することを目指しています。

🔋エネルギー転換に特化したベンチャーキャピタルEnergy Impact Partners(EIP)は、クリーンエネルギー転換を加速させることを目的としたElevate Future Fund I LPの資金調達が完了し、1億1190万ドル(約152億円)のコミットメントを得たと発表しました。


🗓イベント

🤝起業家輩出塾! 脱炭素起業家たちの挑戦 #2〜Nature株式会社編〜:5月19日(金)19時から、累計販売台数50万台を超えるスマートリモコン「Nature Remo(ネイチャーリモ)」の生みの親Nature 塩出晴海氏が、自身の生い立ちから現在に至るまで起業家人生を振り返ります。詳細はこちらから👈

♻️<E&Eコミュニティ>"Circular Economy" 〜環境エネルギースタートアップ × 事業会社の協創で実現する資源循環の未来とは!?〜:5月23日(火)19時から "Circular Economy 〜環境エネルギー領域における資源循環の実現~" というテーマで、廃棄物のリユース、リサイクル、再資源化や回収に関わる技術開発、それらのコストダウンや収益性向上のアイデアを持つスタートアップが7社のテーマオーナーと共に、「産業廃棄物&プラスチック」「バイオマス(残渣系)」の2つのグループに分かれ、協業の可能性を討議する予定です。詳細はこちらから👈


💡
今週のキーワード:気候変動とサプライチェーン
気候変動は、交通の混乱やインフラの損傷、商品の配送の遅延を引き起こすような激しい気象現象を引き起こしています。また海面上昇や温度と降水量の変化は、作物の収穫量に影響を与え、食糧不足や価格変動を引き起こす可能性があります。これらの課題に対処するために、企業はサプライチェーン戦略を見直し、強靭なインフラストラクチャーと持続可能な取り組みに投資する必要があります。詳細はこちらのレポートより✍️

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以上、日本や世界での気候変動に関するイベントや機会をご紹介しました。新しいアイデア、イベントや公募、関心・興味のあるトピックがあれば、ぜひClimate Tech Japanにまでお寄せください。

それでは、良い一週間をお過ごしください!